20年続いた人気番組「SMAP×SMAP」の最終回が5時間くらい年末にありましたね。年末はちょっとバタバタして見れなかったのですが、この前やっと見終わったのでその感想を書きます。
SMAP結成28年、スマスマは20年9ヶ月の長寿番組だった
私はスマスマ開始当初からSMAPを見ていました。でも元々この番組を見る前までSMAPについてあまり知りませんでした。
木村拓哉さんの「あすなろ白書」、稲垣吾郎さんの「東京大学物語」、中居正広さんの「味いちもんめ」、香取慎吾さんの「未成年」などSMAPそれぞれのメンバー出てるドラマをちょっと見てたくらいでした(^^;
だからスマスマが始まって1ヶ月で森君が脱退、って聞いたときも「森君って誰?なんでみんなこんなに泣いてるんだろう?」とついていけてない状態。
でも最終回を見て納得しました。スマスマ開始時点で既にSMAPの結成は8年、しかもそれまでに6人で売れるまで苦難の道のりを歩んできた事が初めてわかりました。最終回の映像を見ると慎吾君なんか本当に子供の頃から活動をしてきてるんですね。そりゃ8年も一緒に頑張ってきたメンバーが脱退したら泣くよなぁ…スマスマ最終回で今更ながら森君の存在の大きさに気づく。できれば20年前の森君脱退のときにこの映像を流して欲しかったわ。
最終回は総集編。新たな収録は「世界で一つだけの花」のみ
5時間に及ぶ最終回がほぼ今までのスマスマの総集編でした。スマスマのビストロSMAPや歌のコーナーでは普通のTV番組には絶対来ないような海外のVIPゲストも来てたのですごいですよね!中でもマイケルジャクソンの回は神回でした。
こんなVIPゲストを呼んでご飯を食べたり歌を歌ったりする番組はスマスマだけです。改めてSMAPのすごさがわかります。
最初は料理が苦手だった慎吾君や草なぎ君がいつの間にかものすごく料理がうまくなってます。しかも素人にはとても調理できないような高級食材やお店並みに凝った料理が出てくるのが普通になっています。たぶんSMAPのメンバーはお店を出してもやっていけると思う(^^;20年という歳月はやっぱり厚みがあります。
「初めての五人旅」から読み取れる立ち位置
SMAPの5人が初めて五人で旅をする企画が面白かったです。車の運転、旅行の計画、宿の予約まで全て自分達でする、と。なんとなくSMAPって仲があまりよくないイメージがありましたが、旅の様子を見てると「割と仲がいいな…」と思いました(^_^)
長距離運転をする中居君、助手席に座りコンビニに買い物に行く木村君、どこ行きたいと要望をいう慎吾君と草なぎ君、コンビニから戻ってこない木村君の様子を見に行ったり宿の予約を取る吾郎ちゃん(笑)
これを見るとSMAPのそれぞれの立ち位置がわかりますね。どっしり頼れる兄貴分の中居君、サブリーダーの木村君、可愛い弟分の慎吾君に草なぎ君、そして周りをフォローする中立的な吾郎ちゃん。私の中で稲垣吾郎さんの株がかなり上がりました!気難しいタイプだと勝手に思ってたけど結構いい人っぽいな。(笑)[ad#ad1]
ラストの歌が泣ける…
今までの楽しい総集編、五人旅、27時間TVのライブ、他にもソフトバンクの一夜限りの粋なCMなど今までのSMAPを振り返る映像が楽しかったのですが・・・ラストがとても悲しかったです。
「SMAPありがとう」と届く大量のFAX紹介、結成当初を振り返る映像にBGMのオルゴール、黒いタキシード、祭壇のような花、そして「世界で一つだけの花」。この一連の映像を見てうちの2歳の娘は「かわいそうね~」って言ってました。うん、この言葉に尽きます。
中居君が後ろを向いて泣く姿はもう切なくて…。本当は解散したくなかったんだろうなぁ…。TVを見てるたくさんのファンだってSMAPに解散してほしくなかった。こんなにも子供やお年寄り、女性ファン、芸能界の人たちから愛されるグループはもう現れないと思います。スーパースターは簡単に作り出せるものじゃない、ごり押しは視聴者にはわかります。SMAPは真のスーパースターでした。
彼らのこれからの活動がどうかうまくいきますように…1月からの草なぎさんのドラマ「嘘の戦争」は絶対に見ようと思います。