昔から吉住渉先生の漫画が好きで、よく読んでいます。
『ママレード・ボーイ』『君しかいらない』『ミントな僕ら』『ランダム・ワーク』『だって好きなんだもん』などちょいちょいコミックが家にあります。
そんな吉住渉先生がりぼんではなく、マーガレットで月2回連載していたのが『ちとせetc.』です。
今回は『ちとせetc.』(ちとせエトセトラ)1巻の内容と感想について書きます。
『ちとせetc.』1巻の内容
主人公は沖縄の少女・ちとせ
金城 ちとせは沖縄在住の高校1年生。芸能事務所を名乗る男から声をかけられてる所に古谷 幸翔(ゆきと)に助けられる。
幸翔は東京在住で、友人と沖縄に旅行に来ていた。
ちとせはお礼に幸翔に沖縄を案内をして、キスをされて幸翔を『運命の相手』だと思い込む。
次の日に同じ場所で待ち合わせをするも、ちとせはインフルエンザにかかり、行けなかった。
彼と連絡先の交換もしてないちとせは幸翔に会いたい気持ちを募らせていた所、兄の計らいで上京し、彼と同じ灰澤学園に編入する事になる。
運命の相手・幸翔はチャラかった
しかし幸翔には長年連れ添った彼女・相原 清綾(さあや)がいた。
しかも幸翔にとって、ちとせへのキスは挨拶みたいなもので、特に気にも留めてもなかった事が発覚し、ショックを受けるちとせ。
あまりのちとせの落ち込みように責任を感じた幸翔はちとせが東京での高校生ライフをエンジョイできるように、(友達の範囲内で)バックアップをすると宣言。
幸翔と清綾が所属する祭り部(校内のイベントを仕切る部、生徒会っぽい感じ)にちとせも入部し、ちとせの東京での高校生活が始まる。
(偶然にもちとせと兄が住むマンションと同じマンションに幸翔と幸翔の姉も暮らしている。)
辛い片思いの始まり…
幸翔と一緒に東京タワーに観光に出かけるちとせは大はしゃぎ。(幸翔はちとせとのお出かけに清綾に許可を取っている)
でも幸翔には清綾がいるので、ちとせは自分の気持ちを抑えようとする。
一方、幸翔は無邪気なちとせを好きになりそうな自分に気づき、『もう二人だけで出かけるのはやめよう』と言う。
そんな中、同じ祭り部で幸翔の親友・赤石駿(性格はクール系)がちとせを気になってる様子。
ちとせは幸翔の事を忘れるように『俺と付き合え』とちとせに告白をする。
1巻の感想
↑左が赤石です
ちとせのキャラは明るく可愛いです。見た目は『ランダム・ワーク』の優架に似てる感じ。
一方、ヒーローの幸翔は今までになくチャラくてなかなか共感しづらいかも(^^;悪気はないけど全体的にチャラい。
でも本命の清綾との関係は揺るがない、と。なんだそのハーレム状態は。
私はどちらかというとクールな赤石派(黒髪)ですね。
でも赤石のキャラってどう考えても当て馬的な感じ?!結局、ちとせは幸翔とくっつくんだろうなぁ…(^^;
幸翔の彼女・清綾は黒髪前髪ぱっつんの美女で、『だって好きなんだもん』の梢に似てる。(性格も)
幸翔と梢はなんだか一緒にいても重苦しく楽しそうではない感じ。好き合ってるからではなくて、過去の出来事から『一緒にいなければいけない二人』という縛られた関係のように見えるんだよね。
一方、根っから明るいちとせはただ純粋に『幸翔が大好き!』って感じで性格も可愛らしい。
おそらく男から見て一緒にいて楽しいのはちとせみたいなタイプだと思う。
重苦しい美女より、明るくてそこそこ可愛い女の子の方がモテる。
それにしても吉住先生の作品は編入が多いな。(『ミントな僕ら』はまりあ、のえると2人も!)
好きな人を追っかけて同じ学校に編入って、普通に考えたらストーカーみたいで怖いけど、可愛ければオールOKですね♪
それを許してくれる寛容な親がいるのが羨ましい。(資金力も)まぁ漫画なのでそこはあまり突っ込んじゃいけない所ですね。
2巻からはちとせは幸翔を忘れるために、赤石と付き合う事になるので今後の展開に注目です。
さいごに
『ちとせetc.』1巻、面白かったです。
リア充高校生って感じでキラキラしています。やっぱり吉住先生は高校生の話を書くのが上手!
りぼんと違ってマーガレットの連載なので、少しエロも入ってます。
でもやっぱり吉住先生の作品なので、グロいエロがないので安心して読めますよ。(絵もキレイだし)
2巻も読んだので、余裕があったらまた感想を書きたいと思います。
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