引き続き、家の片付けを続けています。
衣類、本、その他の不用品などをひたすら断捨理、断捨理。
この数週間、毎週のように大きなゴミ袋がせっせと部屋に積まれてゴミの日に随時出していくという作業を続けてきました。
今週末は断捨理で最も難しいと言われる思い出の物などを大幅に整理しました。
今回は捨てるのが難しい思い出の品物の断捨理方法について書きます。
なぜ思い出の品物は難しいか
よく片付け本とか読んでると「思い出の品物は最初に手をつけるな、片付けが進まなくなる」って書かれていますよね。
断捨理をする上で物を捨てる基準となるのは「必要か」「不必要か」とかになるので、それを基準に考えると思い出の品物って実用的な物じゃないから「不必要な物」になります。
でも不必要な物だからってアルバムや手紙ってそんなに簡単に捨てられる物じゃないですよね…(^^;生活に必要な物ではないけど、自分の心の支えになってたり、大切にしたい物なのが『思い出の品物』なのです。
今まで淡々と断捨理をしていく上で唯一、必要か不必要かの基準で選定できないのが『思い出の品物』。
残そうと思えば全部残してしまう可能性もあるし、一番手ごわいラスボスです(笑)
でも私は今回はついに思い出の写真や寄せ書き、手紙などを断捨理をする事にしました。過去の思い出を長年取っておくためにクローゼットを占領するのが耐えられない!
思い出の品物の断捨理は精神的には一番辛い作業となりました。
いろんな所から出てくるミニアルバム
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うちは結婚してからはL版写真が360枚入るポケットアルバムを愛用しています。
たくさん入る上に本棚のスペースも取らない。(厚さが5㎝)
ネットでもホームセンターでもよく売ってるタイプの大容量用の写真入れです。
特に子供が生まれてからは写真がどんどん増えるので、この手の大容量タイプのアルバム以外考えられなくなりました。
んで、問題は結婚する前や結婚した直後の写真です。
イベントごとにその時に気に入ったミニアルバムや立派なアルバムに収納しているので、アルバムサイズもバラバラ。
しかも昔はデジカメではなく使い捨てカメラ時代だったので、写真を吟味する習慣自体がなくプリントした写真は全部アルバムに収納されていたので大量!
私のクローゼットから出てくる、出てくる大量のサイズ違いのアルバム達。中には人からもらったのか封筒に入れっぱなしも写真までありました。
もうこのような私物を大量に保管するのも厳しいので、思い切って断捨理しました。
捨てる基準
- 自分の写りが微妙
- ツーショット写真
- 他と内容がかぶってる
- 映ってる人が微妙
- 特にいらない
今回は写真を捨てる基準を決めました。
私の場合、卒業式や成人式、祝賀会のときなどに大量に写真を撮っていて無駄にツーショット写真が多かったです。
写真は集合写真やなるべく大人数で撮っている方法を採用。大勢映ってる写真とツーショット写真は写ってる人がかぶってますからね…(^^;
あと、見ていて不快に感じる写真はあっさり捨てました。
30年ぐらい生きてると一緒に写真には写っていても、気が合わないかった、実はあまり好きじゃなかった、微妙な別れ方をした、
もう縁がなくなった人間っていますよね。
きっとそのモヤモヤした気持ちは何十年経っても変わらないと思うし、自分にとって微妙だと思ってる写真を自宅で保管するのは運気も下がりそうだし写真ケースのスペースも無駄なので捨てました。
写真は見ていてそのときの楽しい思い出が思い出される写真だけに吟味です。
1つのアルバムに統一
そうしてちぐはぐなミニアルバムからすべてのアルバムを取り出し不要な写真は捨て、大容量のアルバムに収納しました。
結婚式の写真なんてホテルで注文して作ったのにも加えて自分でも独自のアルバムも作り、さらにはみ出した写真はミニアルバムに入れてました。しかも二次会専用の写真アルバム、衣装選び用のアルバム、ハワイ旅行のアルバムは前後編、と結婚だけでどんだけアルバムを増やすつもりかってぐらいアルバムがありましたw
結局、二次会と衣装選びの写真は吟味して大容量アルバムに統一しました。
あとは妊娠したときのエコー写真や二次会のときに映したチェキ写真がまだ残ってるので、いずれスキャンして処分したいと思っています。(エコー写真って劣化が早くしばらく放置すると画像が消えるらしいから早めにスキャンしなくては)
あれだな、ミニアルバムはしばらく禁止!
結局、違うサイズのアルバムはあとあと保管が大変になるので(収納もバラバラになるし)、最初からミニアルバムは買わない方が良いと思いました。
意外と厄介な寄せ書き
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私が長年捨てられなかった物で意外とクローゼットの場所を取っていた物と言えば『寄せ書き』です。
人生の節目でもらう寄せ書き、確かにもらったらうれしいんだけど、長年保管するにはちょっと困るものでもあります。
色紙タイプだったり立体アルバムタイプだったり形状も違う。
そしてもうほとんど人間関係的には繋がりもなく、会う事とは一生ないだろう人たちからのメッセージ。中には一度もしゃべった事がない人、名前も思い出せない人からのメッセージもあります。
人からもらった寄せ書きを捨てるってなんだか冷血人間のように見えますが、仕方ないですね。
きっと読み返す事はありません。過去の思い出より未来のスペースがなにより重要です。
お世話になった感謝の気持ちだけ残してスキャンして処分する事にしました。ありがとう…(>_<)
箱にいっぱいのお手紙
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私、結構友達と手紙のやり取りをする事が多かったです。
子供が生まれてから学生時代の友達とは疎遠になり、ほとんど今では手紙のやり取りはなくなったけど(^^;
今はもうほとんど繋がりはないけど、昔もらった手紙を見ると心が温かくなります。
でもそれはそのときの友達と私の関係であって、今はお互いに別のステージに行ってるのがちょっぴり寂しいです。
でもいつまでも昔の思い出にしがみついている場合じゃないので、吟味して処分しました。
何通かは残しました。
そしてやっぱり微妙な人からの手紙はあっさり全捨てです。
うん、見返す事はないな。
微妙な思い出が年寄りになってから美しく感じる事はたぶんないでしょう。
ってか日々の生活に忙しくて見返る時間もないと思います。
手紙は住所を書いているので、住所部分を細かく破棄して処分。
手紙の部分もハサミで破り捨てて人から読まれないように処分しました。
手紙の処分はいろいろと気を遣うので、何気に大変でした。[ad#ad1]
さいごに
今回、思い出の品物を大幅に断捨理しました。
クローゼットが少しだけすっきりしました。
思い出の品物のほとんどが写真や紙類なので、そんなに場所は取らないんだけどなにより気持ちがすっきりしましたね。
思い出の物=過去の自分です。
思い出の品物を断捨理する事で過去の自分を見つめ直す事ができたような気がします。
思い出の品物を捨てたからと言って自分の思い出が消えてなくなるわけじゃありません。
物に思い出が宿るんじゃなくて、思い出は自分の心に宿るものです。
どうしても忘れっぽい人はそのときの写真を数枚だけ残しておけばそのとき楽しかった事が思いだされるはずです。
それでも思い出さない場合はたいした思い出ではなかったのでしょう(笑)
今回の断捨理は私にとって自分と向きあう断捨理だったのでとても辛い作業でしたが、気持ちもスペースもすっきり!
引き続き、断捨理を続けて行きたいと思います。
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