子育て

幼稚園に入れない?!二児のお世話がハード過ぎる⑤ようやく幼稚園決まる

投稿日:2016年11月16日 更新日:

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お受験系ではない私立幼稚園の面接であっさり落ちた長女。でも言葉の遅れは確かにあったので市の保健師に相談、発達障害の検査もして市主催の言葉の成長を促す教室に通う事にしました。

ところがもうすぐ3歳になる娘はあと数か月でその教室も卒業をしなければならない。来年1年間は市の療育教室の方に本格的に通おうと思ったけどそこの先生の見立てでは来年から集団生活もいけるんじゃないか、という事で再度別の幼稚園を探すことにしました←今ココ。

前置きが長くなりましたが今回は別の幼稚園探しとその経過について書きます。

幼稚園に空きがないか聞く

前に療育教室の先生が言ってた比較的優しめなB幼稚園に空きがないか電話をしました。B幼稚園は同じマンションの子供達も何人か通っているようでバスも迎えに来ています。

もう季節は11月中旬、今までB幼稚園の園庭開放も見学も説明会の参加も何もしていない全く初見の状態!あまりにも時期が遅れているため、電話で「お引越しか何かですか?」と聞かれました。ですよね…(^^;

「…実は他の幼稚園に落ちてしまいまして…」と正直に言いました。B幼稚園はあと1名空きがあるとの事。次の日はたまたま夫が休みだったので下の子は夫に見てもらい、長女を連れてB幼稚園の見学に行きました。

とても温かい幼稚園だった

幼稚園に着くまで起こりうるさまざまな状況を頭でぐるぐる考えていました。

長女はおそらくB幼稚園でも一言も言葉をしゃべらないだろう。その場合どのようにフォローをすべきか、言葉は出なくても意思疎通はちゃんとできるという事をどうやって伝えるか。療育教室での様子も話した方がいいのだろうか。そもそもこのような子供を受け入れてもらえるのか。

B幼稚園は園庭で保護者や子供たちがとても楽しそうに過ごしていて雰囲気がとても良かったです。そして園長先生に会った瞬間に思いました。この人は娘を受け入れてくれる!

B幼稚園の園長先生は娘が言葉は発しなくても娘の目や表情を見てコミュニケーションを取っていました。とても優しい気持ちの暖かい人だとすぐにわかりました。失礼ながらA幼稚園の先生達は子どもと言葉だけのコミュニケーションを取ろうとしていて「言葉をしゃべらないならコミュニケーション取りようがないね」って雰囲気で少し冷たい感じだった。子供って言葉以外のサインをたくさん出しているんですけどね…

私は今までの事を園長先生に打ち明けました。A幼稚園の面接に落ちた事、言葉の発達を促す教室に通っていること、療育の見学に行きそこで先生に言われた事。この園長先生にならすべて打ち明けても受け止めてくれる気がしました。

先生は「うちの園にもA幼稚園に落ちた子が何人か来てるんです。A幼稚園はね…落としますよね…」やっぱり!!A幼稚園、どれだけ落とす事で有名になってるんだ!?

園をグルッと見学をして行事や授業、システム、そして先生たちが子供とどのように向き合っているか、子供達がどんな風にB幼稚園に通っているかを詳しく説明を受けました。

B幼稚園は噂通り、子供に優しい幼稚園で本当に子供の個性を大切にしてくれる。しつけ云々よりも子供を一人の人間として大切に扱ってくれる。歩みがゆっくりの子供にも温かい手を差し伸べてくれている。

園長先生だけでなく他の先生も子供に対して真剣にコミュニケーションを取って良い所を引き出して褒めてくれました。先生もベテランさんが多い印象でした。ここなら娘を安心して預けられる、きっと楽しい幼稚園生活が送れる。やっと娘を受け入れてもらえるんだ…と涙が出るほど嬉しかったです。[ad#ad1]

そのまま入学手続きへ

結局その日のうちに見学→面接→入学手続きの書類をもらって帰りました。後は書類をきちんと提出するだけです。物事がうまくいくときって早いですね。まさかこんなにトントン拍子に行くとは思いもよらなかったです。

今までB幼稚園はものすごく不便な場所にあると思い込んでいたのですが、よくよく調べてみるとそうでもなかった。バス通園もあるし、ここなら緊急時でもなんとかお迎えができる。ちゃんと地図で調べていなかった私のリサーチ不足でした(^^;

長かった幼稚園活動

きっと他の人ならすんなり行く幼稚園活動、私のリサーチ不足やら準備不足やらでこんなに時間がかかってしまいました。正直、私は幼稚園選びをなめていました。

公立、私立、お受験系、のびのび系ぐらいの違いしかないと思ってたんです。それならのびのび系で一番近い所でいいでしょ、てな考えしかなくてまさかそののびのび系(A幼稚園)が実はそんなにのびのび系じゃなかったのが全ての敗因です。

あとは娘の言葉の遅さに気づきながらあまり対策をしてこなかったのも私の責任です。下に妹がいてなかなか外に連れ出せないとは言え、もっと他人とコミュニケーションを取らせる場所に連れて行けばよかった。早く市に相談して言葉の発達を促す教室に連れて行けばよかった。

でももし娘がそれでうっかりA幼稚園の面接に受かってしまっていたらB幼稚園とは出会えなかったんですよねぇ…う~ん。

子供の成長に不安があるときは市の子育て相談を利用しよう!!

なんにせよ、もし自分の子供の言葉が遅い、「なんか育てにくい」と悩んでいるのなら早く市の子育て相談や保健師さんに相談をした方がいいです。市の施設やサービスは基本的に無料ですし、有料でもかなり低額に設定されています。

もし子供に発達障害があるのなら早くに療育にとりかかれるし、何よりお母さんの心の負担がかなり軽減されます。うちは市に相談して保健師さんや療育の先生に励まされたからあきらめていた3年保育の幼稚園に入れる事になりました。

もうほとんどあきらめていたし、自分一人では絶対に無理でした(^^;長い道のりだったけどようやく娘が幼稚園に入れる…よかった。

家での二児のお世話がハード過ぎる

この1年間、0歳児と2歳児をずっと家で見てきました。もう無理!と思ったら息抜きで一時預かりを利用しようと思ってましたが…私の性格上無理でした(^^;

家でまだ世話のかかる二人の子供を見るのは想像以上に大変で自分の時間がほとんど取れません。家事や世話に追われ常に「ママ、ママ」とせっつかれて息が詰まってました。

そして二人がよくケンカをする!その度に家事を止めてケンカの仲裁、これが毎日の繰り返し。どうしても妹のペースに合わせるので長女の方は思いっきり外で遊ぶことができずストレスを抱えていたことでしょう。

この戦場のような生活をあと1年続けるのか…と思うと正直げっそりするものがありました。長女は人も運動も音楽も大好きなので、家にいるより幼稚園に通った方が楽しいと思う。なんとか長女を3年保育に入れたかったので今はホッとしています。まぁ通いだしたら病気とかいろいろもらってくるんだろうけどさ(^^;

次は番外編。(←まだあるのか)公立幼稚園の抽選に落ちた話について。

 

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