前に長女の幼稚園をどうするかについてうちは最寄りの公立幼稚園と私立幼稚園の2園を候補に入れていました。でもそれがうちにとってこの秋最大(?)の迷走になるとはこのときは思いもよりませんでした。今回は困難を極めた長女の幼稚園入学について書きます。
希望の私立幼稚園にあっさり落ちる
うちが受けたA幼稚園はお受験系でなくのびのび系だと聞いてました。試験も名前と年齢を聞かれるくらい?みたいな。まあ普通の幼稚園っぽいし、まさか自分の子供は落ちる事はないだろうと思ってました。
名前と年齢は(子供の)気が向いたら答えてくれるし、幼稚園の面接って子供よりも親を見てる事が多いと聞くのでまぁ大丈夫でしょ、とタカをくくってました。
ところが!!いわゆる市の検診で検査をするような積み木の積み上げや図形選びなどの試験が一斉に行われており、隣ではギャーギャー泣きだす子もあり、その場から逃げ出す子もあり。うちの娘はそれらのパズル系はクリアできたものの、先生からの問いかけには一切言葉を発しなかったんです。
そりゃまぁ落ちるわな。
うちの子は家ではうるさいほどしゃべるし、二語文もしゃべるし、意志疎通もできるんですが、若干言葉のやりとりが弱い部分がありました。特に外で初対面の人から話しかけられると躊躇して黙りこくってしまうパターンが多いです。
でもまぁ言葉は確実に増えてるし、早生まれだから人よりも成長が少しゆっくりめ。2歳半検診でも特に引っかからなかったし、2~3歳児なら個人差の範囲だと思って親としてはゆっくりと子供のペースでいいや、と見守っていたんですよね(^^;
しかし面接ではそれも通らず、先生からは「言葉の意志疎通ができない」とみなされて再面接という形になりました。「家では話せるんです」って説明しても面接で一言もしゃべらなかったらどうしようもない。まぁ落ちて当然っちゃ当然なんですが…。[ad#ad1]
泣きそうだった帰り道
再面接って言葉は一見マイルドだけど要するに「今は不合格」って事なんですよね。これには結構、凹みました。なんか自分の子供が失格と言われたみたいで。
幼稚園の門を出た途端にペラペラ喋りだす娘に「なんで面接のときにしゃべらなかったのよ…」と少し当たりました(←最悪や)でもあのときほど虚しい帰り道はないです。娘を落とした幼稚園と一切言葉を発しなかった娘にイラつくやら情けないやらでもう気持ちがグチャグチャで家に帰ったら泣きました。
さてこれからどうしよう??
幼稚園の再面接が2か月後。幼稚園は「この時期の子供は数か月でものすごく伸びるので気を落とさずに。もう一度会いましょう」的な事を言ってました。
でも果たして2か月でうちの子供が他人の質疑応答にペラペラ答えるようになるのか?と聞かれると「無理だろうな…」てのが本音でした。うん、2か月じゃ無理だ。半年ならわからんけど。
幼稚園のリサーチが足りなかった
後から聞いた話ですがA幼稚園はお受験系ではないけど、一斉行動主義でしつけに厳しくとにかく子供を面接で落とす事で有名な幼稚園のようでした。A幼稚園は発達がゆっくりめの子供は入学してからも苦労をするだろうから面接の時点で落とすみたいです。まぁ親切っちゃ親切ですね。
積み木などの試験は明らかに発達障害がないかどうかの確認でしょうね。要するに幼稚園としてはそのような子供は受け入れはできないという方針なのでしょう。確かに先生方もみんな若かった。そしていう事を聞かない子供の扱いには少し戸惑っている印象。面接の時点である程度子供を振り分けてるのだと思います。
だから通っている生徒もお行儀良かったですよ~皆さん足並みが揃っていてお利口そう。そのような幼稚園もとても素晴らしいと思います。…なにがのびのび系じゃ!んならパンフレットに「しつけに厳しい幼稚園です」ってを書いとけよ!
「A幼稚園に落ちた」と言うと人は「あ~あそこは落とすから~」「なんでまたA幼稚園に…」って言われましたね(笑)要するに私の幼稚園のリサーチが足りなかったんです。これは私の責任だなぁ…(>_<)
見学に行ったときも園の施設やカリキュラムなどの表面的な説明のみで、子供に対してどのように接しているかについてはあまり見えませんでした…。そこが一番重要なのに(>_<)しかも園長はいるのにほぼ出てきやしないし
うちの子供の性格上、A幼稚園はたぶん合わない。そして通ったとしても子供がしんどいと思う。別に幼稚園の頃から厳しくしてくれなくていいよ。どうせ小学校に入ったらいろんな子と混ざって行儀悪くなるんだから(笑)幼稚園活動は最初からやり直しです。
幼稚園に落ちて火がついた
でもA幼稚園に落とされた事で私のお尻に火がつきました。やっぱりうちの子供は言葉の部分がちょっと弱い。ずっと気にはなっていたけどこれはちゃんと対策を立てないとヤバイよなぁ…って事で市の保健師さんに言葉の遅れについて相談をすることにしました。次回はその事について書きます。