HoneyBitter

小花美穂「HoneyBitter」12巻のネタバレ・感想

投稿日:2016年10月9日 更新日:

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久しぶりのHoneyBitter、12巻です。前回の話はリキがテロに立ち向かうところで続くになっていて、ずっと「クッキー」での連載が止まっていたのがようやく再開!どうも紙面での掲載はもうないらしく、これからは電子版のみでの掲載になるそうです((+_+))

こんなに面白い漫画がなぜもう紙面に載らないんだ…意味がわからないよ、クッキー。まぁ私は元々コミックス派なので関係ないか(^^;というわけで最新刊12巻の感想です。ネタバレがあるのでまだコミックスを読んでない人は注意<m(__)m>

前回までの簡単なあらすじ

リキが大きな観覧車のある遊園地の工場みたいな所で射殺をされる予知夢を見たシュリ。なんとかリキを助けようと無理矢理リキを連れて北海道に逃げる。(ちなみに陽太とは別れてしまった。そしてシュリとリキは結ばれる)

ついに起こってしまった遊園地でのテロ事件。シュリは密かにリキに睡眠薬を飲ませて自分だけ東京に戻ろうと画策するが、それを悟られ逆にリキに睡眠薬を飲まされて眠る。リキは「ありがとな」と眠るシュリにお礼をいい、死ぬ覚悟でテロに立ち向かう為に東京に戻る。

ネタバレあり。今回の話

リキは東京のオフィスSに戻り犯人からの犯行声明を待つ。眠りから覚めたシュリは『私情で動き過ぎる』と室長の早穂からオフィスSのクビを言い渡される。また、早穂はずっと名札だけだったアメリカでPC関連の研修中の『柳瀬』さんを今回の事件の助っ人として呼び寄せる。

なんとか東京に戻ろうとするシュリ、交通規制でなかなかオフィスSに戻れない。そんな時、柳瀬と鉢合いオフィスSに一緒に戻る事に。(柳瀬はシュリの能力を胡散臭いと思い、敵意を向けている)

オフィスSに戻った柳瀬とシュリ。相変わらず柳瀬はシュリの能力を『怪しい』と乏しめる。シュリはリキを逃がそうとした事を早穂に必死で謝るが、早穂の意志は変わらず退社を宣告をし、「出て行きなさい」とシュリに言い放つ。

テロ組織の犯行声明が来る。インペリアル事件でのリーダー・紫洞氏の釈放と逃亡用のジェット機とお金、それとリキとシュリの引き渡し。それが人質解放の条件だという。自室で秘薬を飲んでいたシュリは再びオフィスSに呼び出され、リキと共にテロ組織の元へ行く。

そんな中、陽太の弟(耳の聞こえない優太君)がどうもテロのあった遊園地にいるとの情報が。たまたまトイレにいてテロ組織に捕まらなかった優太君はあるアトラクションの建物に隠れる。そのアトラクションはシュリの予知夢でリキが射殺される工場のような場所だった…。[ad#ad1]

12巻の感想

シュリが早穂からクビを言い渡されたのが何気にショック~!まぁ…そうだよね。今回はちょっと私情で動き過ぎたかな。でも姪っ子だしシュリを自分の事務所の跡継ぎにと考えていたっぽいからなんだかんだで許してもらえると思ってた(゚Д゚)ノ

柳瀬さん初登場!もうずっと出ないキャラなのかと思ってた(笑)オフィスSで初めてシュリに敵意を向ける人物ですね。過去にもシュリに対して嫌悪感を抱く人はちらほらいたみたいだけど(母親とかクラスメートとか)現在進行形でここまで嫌悪と敵意をあらわす人はあまりいなかった。圭ちゃんの性格悪さが霞む(^^;オフィスSの周りがいい人間に恵まれていたって事ですね。

シュリ、なぜ自分の危機は予知できないんだ~!意味がない~(>_<)テロ組織に立ち向かうときのリキ、「こんな事なら(北海道で)あのまま逃げてればよかった。一人なら(死ぬのも)覚悟できてたのにお前も一緒じゃだめだ」との言葉にシュリは「もう戦うしかない、腹をくくろ」と言います。シュリ、自分にはもう失う物はない、と感じてかなり覚醒してますね。

そしてシュリは「リキ、もし無事に帰れたらさ…」と何かを言おうとしますが、言うのをやめます。言葉の続きは何でしょうか…?「無事に帰れたら付き合おう」とかかな?いやなんかそんな軽い言葉じゃないような気がしますね。この二人は付き合うとかそういうライトな関係性じゃなく、もっと運命共同体のような重みがあります。

途中で言うのをやめたのは言うとなんだか死亡フラグが立っちゃいそうだからかな。まあもう十分フラグ立ちまくりですが((+_+))二人が明るい日の下で普通に幸せになる事はない気がする。ダークな世界でしか分かり合えないというか…。

フラれてもシュリをかばおうとする陽太、せつない~!そして弟の優太君。工場のようなアトラクション、そっちは危険だよ~!シュリの予知通りだとリキが死ぬ所を目撃するか、予知が外れて優太君が犠牲になるか、はたまたテロ組織に見つかってしまうかどれかはありそう…。ハラハラして見てられません。

早穂さんが前にシュリに明かした能力がもしかしたら今回は役立つかもしれませんね。人の簡単な動作を操る能力。早穂さんはあのとき、茶化してシュリに鼻くそほじらせたりイタズラレベルの事しかしませんでしたが、使いようによっては…?伏線を必ず回収する小花先生なので今後に期待!

12巻は重い…!でも続き気になる

今後、どうなるのでしょうか。12巻は主にテロ組織に立ち向かうオフィスSの様子と柳瀬のイヤミ(笑)が主な感じです。そんな中、私的には圭ちゃんの随所に入る軽めのツッコミがなんか和んだかも。今回はシュリ、リキ、陽太、早穂と全員が重苦しくて、圭ちゃんはそこらのメンバーと若干立ち位置が違いますからね。インペリアル事件には全く関わってなかったし、念写パートだし。こーゆーキャラって大事だわ~

13巻も楽しみです!12巻はまだこの事件の序章に過ぎません。13巻からが本番!リキやシュリは助かるのか、優太君や人質は助け出せるのか。早く読みたいけど、やっぱり時間かかるんだろうな(>_<)

◆前回の感想

小花美穂「HoneyBitter」クッキー2015年3月号

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