密かに続いているNANAキャラシリーズ。どこまで続くのか全く予想ができないこのシリーズ。今回は登場人物達の過去について書きます。
暗い過去の登場人物が多いよね
NANAに出てくる登場人物ってけっこう暗い過去の人が多い気がします。
◆ナナ→幼少期に母親に捨てられ祖母に育てられる。祖母の小料理屋で小言を言われながらも(小遣いなし)手伝いをする日々。学校では暗い、などと悪い噂を立てられしまいには○春をしたという濡れ衣を着せられ、ナナは高校退学。そのショックで祖母は死に自活するために工場や弁当詰めの夜勤をこなす日々を送っていた。
◆レン→子供の頃に倉庫街に捨てられ養護施設へ。中卒で肉体労働をしていた。
◆タクミ→小学生のときに母親は病気で倒れ、父親は酒浸りのDV、姉はグレていく。どん底の生活の中で小学高学年から新聞配達のバイトと家事を担う。(その後、姉が更生し働くようになったのでタクミは公立高校に通う事ができた)
◆シン→小さいころに母親は自殺。母親は父親の愛人だった。育ての親や兄からは疎まれ家に居場所はなく、同じマンションに住んでいたスチュワーデスの遼子に悪いことをすべて教わって○春を繰り返す生活をしていた。
◆レイラ→アメリカ人の父親をなくし母子家庭。建売住宅に移り住み家計はそんなに貧窮している風でもないが、母親は恋人と遅くまでデートをして子供を夜中にまで放置している模様。
◆ヤス→レンと同じ養護施設出身者。でもお金持ちの高木家に引き取られてからは金銭的にも愛情にも恵まれた生活を送る。
◆美里(舞)→家は裕福そうだが、家族が冷血。(高校留年するのは恥ずかしいからもうやめろ、との事)家庭でも学校でも自分の居場所がなく、唯一懐いていた祖父が死んで落ち込む。その祖父(ゲンさん)はどうも美幸(ナナの祖母)を愛人にしていた可能性あり。(美幸の小料理屋の出資者?美幸の死に際にも傍におり、ナナの事を常に気にかけていた)
◆百合→高校生のときに家出して新宿歌舞伎町をふらふらさまよう。そこで四海のマネージャー(やっぱり名前を思い出せない)に拾われて売れないアイドル時代を経てA○女優の道へ。その間もお金目当ての男たちから騙されて何度もすっからかんになって寮に舞い戻っている。
◆美雨→売れない女優。四海の中年マネージャーからも「暇なら水着ぐらいなれよ、いつまでもお高くとまりやがって」と疎まれている。リストカット痕がある。過呼吸にもなるらしく、薬を飲まないと仕事に行くのも困難。[ad#ad1]
ごくごくフツ―の一般人
逆に普通の温かい家庭に育っている登場人物達もいます。
◆奈々→三姉妹の真ん中。愉快な父親に肝っ玉母ちゃんに何不自由なく育てられる。姉は菩薩のように優しく、妹も小生意気なガングロギャルだが普通に仲良し。
◆ノブ→寺島旅館の跡取り息子として生まれ従業員からも「お坊ちゃま」とちやほや可愛がられて育つ。学校でも人気で友達が多い。
あとナオキ、淳子、章司なんかもごくごく普通に家庭で育ってるっぽいですね。なんかどちらかというと暗い過去の登場人物の方が多い気がします。
辛い過去があるからこそ、「将来、絶対成功してやる!」みたいなハングリー精神が湧いてくるのかもしれませんね。
ブログ読んでくれてありがとうございます。ブログ村参加中! 1日1クリック応援よろしくお願いします<m(__)m> にほんブログ村