アニメでも人気の名探偵コナン。
私も昔1巻から集めてたんですが、いつまで経っても終わらず、50巻前後ぐらいで挫折してしまいました。
でも最近、やっとコナン(新一)が戦う黒の組織のボスの正体が分かったと事なので、10年以上ぶりにコナンを買いました。
96巻は95巻の新一と蘭のキスシーン(?!)に触発された服部が
和葉を猛烈に意識し始める傑作な巻です!
また、コナンの正体を怪しむ世良真純がコナンに探りを入れるヒヤヒヤ巻になってます(^^;
今回は名探偵コナン96巻の軽い内容と感想について書きます。(ネタバレ注意です!)
目次
今までの簡単な復習
96巻を読むにあたって押さえておくべきポイントはこちらです。
重要な登場人物
コナンや蘭、博士などおなじみのメンバーは省略します。
灰原哀(本名は宮野志保)…コナンの体を小さくした薬・アポトキシンを開発した少女で、黒の組織の元メンバー。(コードネームはシェリー)本当の年齢は18歳だが、組織から逃れるためにアポトキシンを飲んで幼児化して博士の家に居候中。一時的に大人の姿に戻すアポトキシンの解毒剤を作る事に成功。
宮野エレーナ(既に死亡)…灰原哀の母親。夫の厚司と共に黒の組織の科学者。
赤井秀一…FBI捜査官。コナンの正体が新一だと知っている。黒の組織に潜入捜査をしていた。灰原哀の姉の宮野明美と付き合っていた。黒の組織からは『シルバーブレット』として恐れられている。今は大学院生・沖矢昴に変装して新一の家に居候している。
安室透…3つの顔を持つ男。表向きは喫茶『ポアロ』の店員で私立探偵で、毛利小五郎に弟子入り。裏の顔は黒の組織のメンバー『バーボン』。でも本当の姿は公安警察の『降谷零』。赤井とはライバル同士で、ある事件から赤井の事を憎んでいる。
黒の組織のメンバー…ジン、ウオッカ、ベルモット、ボス『あの方』
RUM(ラム)…黒の組織のナンバー2、『あの方』の片腕らしい。左右どちらかが義眼。作中には片目が義眼の人物が3人出ている。①黒田兵衛(警視庁捜査一課管理官)②若狭留美(コナンのクラスの副担任)③脇田兼則(いろは寿司の店員)
96巻の内容
96巻の事件は主に3本です。
千葉刑事と交通課・苗子がついに両想いになる
95巻からの続きです。
女性警察官連続通り魔事件が発生して、交通課の由美に魔の手が迫る…
と思いきや、犯人に拉致・監禁されたのは同じ交通課の三池苗子。
千葉刑事とコナンが被害者のダイイングメッセージや、
苗子の携帯からのメッセージを暴き、苗子を救出し、無事事件は解決。
千葉をかばい足を負傷した苗子をおんぶして病院に運ぶ千葉刑事。
そのときに千葉は苗子が自分の初恋の人だとやっと気づき、二人はようやく両想いになる。
RUM(ラム)候補の1人である黒田兵衛(警視庁捜査一課管理官)が
安室透に電話をしているシーンで、次のセリフがあります。
黒田「それより例の件はどーなってる?」
安室「まだ何も…」
黒田「報告を怠るなよ…バーボン」
バーボンと言えば、安室透が黒の組織にいるときのコードネーム。
黒田は何者なのでしょうか?まさか…?!
怪盗キッドVS服部平次+コナンの対決!
怪盗キッドが世界最大級のコンクパール・妖精の唇を盗むと、鈴木財閥の治郎吉に予告状を出し、
東京の博物館まで来る事になった服部と和葉。
服部は京都の清水寺で新一と蘭がキスをしている所(実際は頬)を目撃し、
和葉とのキスをしたいと気持ちを高ぶらせていた。
怪盗キッドは服部・コナン・諸伏警部に警戒をして、和葉に変装するが、
服部はニセ和葉に気づかない。
ニセ和葉は服部にイチャつきながら言葉巧みに自分の思うように、盗みのための行動を進めていく。
気持ちの高ぶった服部はニセ和葉にキスをしようとした所で
蘭とコナン(コナンは和葉がキッドの変装だと気づいていた)がキスを阻止する。
その後、宝石はキッドの手によって盗まれたが、本当の持ち主の元に戻り、事件は解決する。
今回の話で諸伏警部の弟で公安で働いていた景光(ヒロミツ)がすでに死んでいた事が発覚する。
安室透(公安警察の時の名前は降谷零)は景光の親友で、景光の遺品のスマホを諸伏警部に贈ったのは
安室透だと考えられる。
園子の彼氏・京極が代役で俳優デビュー?!
コナン・蘭・世良真純・園子・京極はみんなで映画を見にお出かけをしていた。
そんな中、映画撮影中の場面に遭遇し、ひょんな事から京極がアクションの代役をする事になる。
そこで殺人事件が起き、現場にいた京極が疑われる。
『コナンの正体が新一なのではないか?』と疑う世良真純は蘭に聞く。
世良「新一君がいる時、コナン君はいないんじゃないか?」
蘭「あるよ、した事…。コナン君と新一が一緒にいた事」
世良「あるのか?!」驚く世良真純。
蘭「もしかしてコナン君と新一が同一人物だって疑ってる?
私も何度かそう思った事あったけど、そんな魔法みたい事あるわけないって
思い直したんだよねー!」
注:前に帝丹高校の学園祭で、灰原がコナンに変装し(マスクと蝶ネクタイ変声器)、
新一は黒衣の騎士として舞台に現れた事がありました。
その後も世良は事件の捜査をするコナンに『工藤新一君?』とカマかけたり、
園子達の会話で出てきた灰原哀に注目したり、真相に近づいていきます。
今回の話で世良の回想シーンで、
『領域外の妹』こと中学生ぐらいの女の子が、小さくなった世良の母親であることがわかります。
母親が小さくなった原因の謎をコナンは知っている、と世良は考えているようで
『コナン=新一』だと気づいてるようです。
また、灰原のモノローグシーンで、
灰原の父親(宮野厚司)が『白鳩製薬』という会社で、母親(宮野エレーナ)と薬の開発をしていたこと、
会社が倒産した後に町医者として働き、その後もそのグループから勧誘されていたこと。
そのラボで、灰原の両親は人を幼児化させる薬を作らされたこと、などが発覚します。
96巻の感想
今回は何といっても服部がニセ和葉にキスをしようとする所が
一番の見せ場でしたね(^^;
まさかキッドの変装とは気づかずに、やけにいちゃつく和葉にペースが
乱されっぱなしの服部は新鮮でした。
軍司のような諸伏警部は、安室透(降谷零)の正体に気づきつつありそうだし、
世良真純はコナンは新一じゃないか、と確信し始めていて、
もう隠しきれない所まで来てますね(^^;
96巻は直接、黒の組織とは関係のないエピソードでしたが、
登場人物達のモノローグで、真実が少しずつ明かされる巻でした。
灰原の両親が勤めていた製薬会社の名前が『白鳩製薬』というのも
なかなか意味深です。
黒の組織のボス『烏丸蓮耶』=カラス=イメージカラーはブラック
と全く逆のものですから(^^;
ラストに向けて真相が明らかになっていくワクワクしてきますね♪
さいごに
今回は名探偵コナン96巻の軽い内容と感想について書きました。
真実が次々と明かされ、最終回へのカウントダウンが始まってる気がしますね!
今後もコナンに注目です。
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