子供のときに夏休みの最後まで終わらなかったのが、読書感想文です。
本を借りて読んで、感想を書いて…しかも原稿用紙の枚数に合わせる必要があるし、ものすごーく苦行でした(>_<)
そして、今年からはうちの子供(小学1年)も夏休みの宿題に読書感想文をする事になります。(たぶん)
今回は小学1年でもサクサク書ける読書感想文の書き方を紹介します。
目次
子供の読書感想文はちゃちゃっと終わらせたい!
読書感想文の本は課題図書が書きやすい
小学校低学年の読書感想文の宿題ってもうすんなり終わる気が全くしません!
大人が手伝ってもすっごく時間がかかるんだろうな…ってのが想像できます(;´Д`)
本を選んで読んで感想を書いて…原稿用紙の使い方とか、たまに間違えるひらがなの訂正とか…もう乗り越える課題が多すぎます。
結論を言うと、読書感想文の本は課題図書から選ぶと無難です。
試しに去年の課題図書を読んでみたのですが、なるほどオチも伏線もちゃんとあるし登場人物の心情も書かれているし、こりゃ感想が書きやすいわ!と思いました。
読書感想文は構成が決まっている
読書感想文の構成はだいたい決まっているので、その型通りに書けばOKです。
読書感想文の構成
①はじめ…本の簡単なあらすじ、この本を選んだ理由
②なか…心に残った場面の説明、その場面で自分が思ったこと
③おわり…いちばん強く思ったこと、主人公と自分を比べて考えたこと、これからしたいこと、など
【例】『3匹のこぶた』で読書感想文
みんながよく知ってる『3匹のこぶた』で書くとしたらこんな感じになります。(259字、400字原稿用紙1枚分)
①はじめ
この本はおおかみが3びきのこぶたをおそう話です。(←どんな話か1文で書いている)
②なか
3びきのこぶたはそれぞれちがう家を建てました。
1ぴきめはすぐに作れるわらの家。2ひきめは木の家。3びきめはじょうぶなレンガの家。(←あらすじ)
わらで作った家は弱そうだと思いました。
木の家はだいじょうぶだと思いましたが、木の家もおおかみからこわされてびっくりしました。
レンガの家は作るのも一番時間がかかるけど、レンガの家が一番じょうぶだと思いました。(←感想・自分が思ったこと)
③おわり
この本を読んで私は3びきめのレンガの家のこぶたになりたい、と思いました。時間がかかってもコツコツと努力を続けることが大事だと思いました。(←強く思ったこと、自分がこれからしたいこと)
だいたいイメージはつかめましたか?
読書感想文の構成がつかめたところで、さっそく感想文を書いていきましょう!
感想文を書く手順
感想文を書くときにいきなり原稿用紙に向かっても書けません!
書いたとしても途中で鉛筆が止まるか、文量オーバーするか、支離滅裂な文章構成になる可能性が高いです(>_<)
感想文を書く手順は次の通りです。
- 読んだ感想をふせんにメモする(感想メモ)
- 感想メモの順番を並べる
- 原稿用紙に書く
①読んだ感想をふせんにメモする(感想メモ)
本を読んで思ったこと、考えた事をふせん(文字が書けるサイズのもの、普通の1枚のメモ用紙でもOK)に書いていきます。
ポイントは1つの感想につき、1つのふせん(紙)を使うことです。(後で並べるので)
小学校1年や低学年の子供に
と言っても、きっと言葉に詰まると思います。
本はあらかじめの親も読んで内容を把握した上で、子供の感想を引き出すためにインタビューをします。
子供の感想を引き出すインタビュー
- どんなお話だった?どの場面が心に残った?それはなぜ?
- 登場人物で気になった人、好きだったのは誰?それはなぜ?
- 面白いと思った場面はどこ?どんな所が面白かった?
- 本の中に出てくる体験は実際にした事ある?
- 表紙を見たときどんな話だと思った?読んでみてどうだった?
どうしても子供の感想が出てこないときは、親が読んでみた感想を子供に伝えてみましょう。
子供も同じように思ったのか、それとも違うように感じたのか、それがきっかけで子供自身が感じた感想を引き出せるかもしれません。
この感想メモができれば、読書感想文の8割ができたも同然です!(*^▽^*)
ちなみにこの感想メモは子供が書けそうになかったら、親が書いてもOKだと思います。
②感想メモの順番を並べる
書いた感想メモの順番を決めます。
さっき出た読書感想文の構成(①はじめ②なか③おわり)に沿うような順番に並べます。
決められた文字数によっては感想メモの取捨選択もします。
親がパソコンで感想を打ち込んで、文字カウンターで、文字数と原稿用紙枚数を調べると過不足がわかってスムーズです。
①はじめと③おわりはだいたいどれを採用するか自然と決まると思うので、②なかにどの感想を入れるかを決めると良いですね。
削ることができない①はじめと③おわりの文字数から逆算して、②なかをどれだけ入れるかを決めましょう。
感想メモに『①はじめ』『②なか』『③おわり』とどこに置くかまでメモしておけば、本はもう読まなくてOKです(・∀・)
図書館の課題図書は夏休みに入ると予約が殺到するらしいので、5,6月あたりの早めに予約をしておいて、本を読んで感想メモまで仕上げておけば夏休みになっても慌てなくて済みますよ♪
③原稿用紙に書く
感想メモができたら、いよいよ原稿用紙に書きます。
小学校低学年だと、たとえ書く事が決まっていても原稿用紙に文字を書く作業だけでそれなりに時間がかかると思います(^^;
原稿用紙の書き方などはしっかりとサポートしてあげましょう♪
原稿用紙の使い方についてはこちらのサイトがわかりやすいです。
さいごに
今回は小学1年でもサクサク書ける読書感想文の書き方についてご紹介しました。
低学年の子供にいきなり本と原稿用紙を渡して、感想文を書こうね!って言っても書けるわけないですよね(>_<)
でもこの方法なら無駄なくスムーズに読書感想文を書く事ができます。
子供の宿題は早めに終わらせて楽しい夏休みを過ごしましょう!
↓読書感想文の下書きをしました
ブログ読んでくれてありがとうございます。ブログ村参加中! 1日1クリック応援よろしくお願いします<m(__)m> にほんブログ村