いきなり持ち上がった我が家のマイホーム計画。元々、私はどちらかというと住む家は状況に応じて住み替えをする賃貸派だったんですよね…(^^;でも最近、いろいろ思う所があって持ち家派に寝返ってしまいました。今回はなぜそのような結論に至ったかを書きます。
目次
夫婦二人だけなら賃貸でよかった
子供がいなくて夫婦二人だけだったら断然賃貸派だったと思います。二人分の荷物なんて大した事ないですからね。減らそうと思えばいくらでも減らせるし部屋数もそんなに必要ない。
状況によって住むところを変えるのも楽しそうだし、夫が定年を迎え都会にも疲れたら家賃の安い田舎(生活をするには便利なレベル)に引っこむのもありかな~って思ってました。
土地に対してこだわりがない、どこに行くのも自由なのは賃貸のメリットと言えます。まぁ年をとったらマンションを借りにくくなるという面もありますが(保証人が必要だったり)、URとかだったら保証人もいらないし、なんとかなるさ~って感じでした(^^;
引っ越しばかりのアウェーはキツイ
でも最近になって子供がいたらそう簡単に引っ越しってできないなぁ…と実感することが多くなりました。これから子供は幼稚園(もしくは保育園)、小学校、中学校、高校、大学…と進む予定ですが親の都合でコロコロ転校するのは可哀想だなぁ…と思い始めたのです。(転勤などやむを得ない事情は仕方ないとして)
どこかの入学のタイミングで引っ越しするとしてもアウェーな状態ってしんどいだろうし。特に小学校→中学校は友達と一緒に上に上がりたいよなぁ、と。高校入学の時点で引っ越すのも手ですが、下の子は中学を転校することになるし、なにより高校から新天地って私にまず友達ができない気がする(笑)
親をみてわかるんですが、今もつながってる友達ってのはだいたい小学校時代からのママ友なんですよね。高校って親の出る幕がほとんどないから保護者同士のつながりがほとんどない。だから小学校時代から住むところを固定化する事は私にとっても結構重要なんです(^^;[ad#ad1]
自由という事はいろいろ考えなければならない
もちろん賃貸で自由に住み替えできるメリットはたくさんあります。転勤、ご近所トラブル、生活レベルの変更、老後の住み替えなどがしやすいのは賃貸で自由だからです。
ただ自由だからこそ考える事も多くなるわけで、賃貸は根無し草みたいなものなので、ずっと漠然とした不安を抱える事にもなります。このままでいいんだろうか、と自問自答し続ける事もあります。
賃貸でも持ち家でもどちらもお金はかかる
賃貸は一生家賃がかかるし、持ち家でも修繕費や改装費、固定資産税がかかります。なので賃貸だからお得ってわけでも持ち家だから安心ってわけでもありません。どちらを選んだとしてもお金はそれなりにかかります。あ、例外としてずっと社宅だったらそんなにかかりませんが(笑)
要はその土地にずっといるつもりなのか、そうじゃないのかの覚悟の違いだと思うんです。賃貸だったらたぶんうちは家賃の事を考えて将来的には田舎に引っこんじゃうよ、たぶん。
子供にとっての実家を作りたくなった
最近、子供に実家を作ってあげたくなったんですよね。自分が里帰りしたときに当たり前にある実家。でもそれが賃貸でいつどこに引っ越すかわからない状態だったら子供も落ち着かないだろうなぁ…と思ったり。
私と夫は地方から関西にやってきたので自分の親は遠方で頼れません。子育てして思う事は関西に実家があって手助けがあったらどんなにいいだろう、と。都会に頼れる実家がある人はある意味勝ち組だと思ってます。
せっかく自分達が都会で家庭を築けたのだからその恩恵を子供達にはめいいっぱい受けさせたい。結婚するまで実家暮らしで通勤すれば貯金だって貯まるし、結婚して子供が生まれたら孫の面倒をみてあげたらすぐに社会復帰もできる。
このご時世なので親がある程度サポートしないと次世代の生活も厳しいものになるんじゃないかな、と想像してます。現に夫婦共働きが普通のこの時代、親に頼らずに子育てしていくのはかなり棘の道になるのは確実。うちは娘二人なのでできる限りのサポートはしていきたいと考えています。
そんなわけで私たちは関西を離れるわけにはいかない。都会にいる特権をみすみす捨ててるわけにはいかない…と思ってるわけです。ちなみに子供が大学も就職も関西以外の場合は知りません(^^;子供二人とも一生独身だったときも知らん。自由に生きてくれ。
最後に
このような考えから私は賃貸派から持ち家派になりました。でも…一つの土地に留まるのもかなり勇気がいるのも事実で正直まだ決心がついていません。ここらで腹をくくらないといけないのかなぁ…(^^;結局どうなるかはわかりませんが…今はこのような考えです。